集成材の利点は無垢材と違い、収縮や反りや曲がりが極めて少ないことです。
主に愛媛県産材を使用し、個体差や強度のバラツキも少ないので、設計強度を確保しやすいのです。100年ほど前にヨーロッパで開発された集成材は、建築用資材として化粧柱や化粧梁はもちろん、見えない部分の構造材としても用いられ、今では主流となっています。
我が社が手がける集成材は、精度が高くその品質には自信があります。基本的な技術をさらに磨き上げ、それを補ってあまりある品質管理も内外から定評があります。
上部の荷重を下部へ伝えるための垂直部材で、建築物の構造を支える重要な役割を担っています。
日本の住宅事情においては、構造材と化粧部材を兼ねていることが多く、大壁構造では柱は壁の中に入ってしまい、表面からは見えない構造専門の部材となります。見えるところに施されるものは、当然のように美しさが要求されます。しかし、見えない部材にも私たちは美しさを追求しています。
建物の下部でその全重量を支え、柱と基礎をつなぐ役目を果たす木部材です。腐蝕に強いヒノキやヒバなどが使用されるケースが多くなっています。ここにも私たちはこだわりを持って製品づくりをおこなっており、見えない場所だからといって手を抜いたりすることはありません。
軒桁ともいい、柱の上に掛けわたして、小屋束など他の材を受ける横木です。平面上で長手方向に使われる部材で、長方形断面の正角部材が使われます。また、桁に直交するものを梁と呼び、昔は丸太材や太鼓材が使われることが多かったようです。弊社ではこの梁も「桧集成化粧梁」として製品化に成功しています。
ヒノキが持つ性質や強度、耐久性や美しさ、香りに至るまでをそのままに活かした素材を実現しています。接合部分はフィンガージョイントで強度も高く、自信のある商品の一つです。